2019年 06月25日 11時08分 配信

部活動の「練習時間」について

健全化 ハンドボール

【どの大学も部も練習時間は一緒なのでしょうか?】

日本の学校スポーツの最大の課題の一つが「練習時間」

現在の学校スポーツの多くでは、練習時間は部の「指導者」や「選手」が自由に決めているのが実態です。

そのため、練習量に大きな差のあるチーム同士で試合が行われているケースが多く、平等性も全く担保されていません。

その結果、勝利至上主義の部では、練習時間や拘束時間が膨大となり

「勉強を一切せずにスポーツだけをやる学生」

「人生を考える時間さえも無いという学生」

が多数存在しています。

そのような中、筑波大学でも先進的改善の議論が起きており、「拘束時間」や「練習時間」を規定するだけでなく、 既に改革を実行している部が出始めています。

特に男子ハンドボール部では、米NCAAの規定と同じ基準を掲げ、チーム練習、試合(3h計算)、 ミーティング、ウェイトトレーニングなど、「チームが選手を拘束していい時間」を週20時間以内と設定。

指導者も学生も一体となった「合理的な運営」と、「学生の人生全体を見据えた成長」にしっかりと 時間を割くことができる部のあり方を提言しています。

そして、なんと2019年春シーズン関東リーグで優勝!

合理的な運営、時間の確保、授業の優先、学生の成長、その上でのチームとしての強さ。

「スポーツ力の向上」と「人間としての成長」の両立に向け、「練習時間の規定」はこれから 学校経営を上げて向き合うべき極めて重要な議題なのです。

筑波大学アスレチックデパートメントではこのような数々の事例と実践を経て、 日本の学校スポーツの本来あるべき姿を提示して参ります。